名人・達人
マイ・スター
クローズアップ


 #2251 すごい人 紹介したい人 地域で頑張っている人 素晴らしい取り組み
任意団体クリエイト会長 久保田 圭祐(くぼた けいすけ)
ホームページ
「自分なり」を超えて挑戦し続ける若き勇者たちのリーダー
任意団体クリエイトとは、ミニFMや観光客向けのフリーペーパーを制作する現役高校生が立ち上げた団体だ。

ミニFM局とは電波法で定める免許が不要なほど微弱なFM電波を使用した無線局であり、比較的小規模なエリア(送信所から数十m、場合によっては百数十m以上)の範囲でのみ聴くことができる、というもの。電波の届く範囲であれば普通のラジオ受信機で聞くことができる。

クリエイト会長の久保田圭祐さんはもともとインターネットラジオ(インターネット回線を利用し、音声で情報を世界中につたえることができる。日本においては、電波を使用しないので電波法に基づく放送(無線局)免許は不要。パソコンやネットワーク環境がなければ聞くことができないもの)を配信しており、そのつながりで中学校1年のときにミニFMに出会った。声を電波にのせることができる―早速3人の友人に声をかけ、機材を購入。当初は娯楽のひとつとしてミニFMを配信した。

「青森を活性化させたい」久保田さんの中でミニFMというものが、単なる娯楽から『青森活性化』という目標へ向かって進む手段へと変っていく中、当初募った仲間は方向性の違いから離れていく。その代わり、志を共にする仲間も徐々に増えていった。

田名辺一至さん、酒谷さんはクリエイトの活動方針を理解した上で、ともに活動したい、と名乗りをあげた、志あつい人材。

クリエイトの現メンバーの中には、久保田さんに『だまされて』引き込まれた人も居る。「だまされたというか…最初はちょっと来いみたいな感じで、行ったらなんか手伝わされてそのまま…浅虫の取材へ行かされたんですよ。今はひとつの番組を最初から最後までつくるということがとても楽しい」とは現クリエイトメンバー副会長の栁谷健太さん。強引に引っ張られたものの、いまではやりがいに目覚めている。

「『最初から最後まで』というのがうち(クリエイト)でしかできないことだと思います。規模が小さいからならでは、というか、他の大きな団体だったらいろいろな部署でそれぞれ製作することをうちでは担当する個人が全部やる。それがうちならではというかクリエイトでしかできません」まっすぐな眼差しで久保田さんは続ける。「自分たちの利益優先ではなく、観光客のかたがたに青森を好きになってもらう為に活動していきたい」

 彼らの活動の大本になるものは「地元密着」と「観光大国青森への挑戦」。エネルギー溢れる彼らの挑戦は5月上旬から中心市街地でのミニFM発信に向けられる。街中ステーションnico-homeを基地に半径200m程度の領域でラジオ情報番組を配信しようという試みの中には、様々な仕掛けを用意しているよう。「青森の中心街でしかできないことをやりたいです」と久保田さんは語る。

座右の銘は、と訊ねると『自分なりを超える』と久保田さん。「自分なり、だと、人によって基準がちがう。自分なりに、を超えていこう、というのが中学校の生徒会の先生の言葉です」

中学校の恩師の言葉「自分なりを超える」を胸に、今日も久保田さんは青森を駆け回る。『自分なりを超えて』挑戦し続ける、若き勇者たちの発信する番組に期待が膨らむ。

任意団体クリエイトHPはこちらhttp://www.aocre.com/index.htm
 この人のレビュー
レビューはありません。